CONDUCTOR

指揮者

Kazuyoshi Akiyama

名誉芸術監督

秋山 和慶

(1941.1~2025.1)

秋山 和慶
© 堀田力丸

齋藤秀雄のもとで指揮法を修め、1963年に桐朋学園大学音楽学部を卒業。1964年2月に東京交響楽団を指揮してデビューののち同団の音楽監督・常任指揮者を40年間にわたり務める。その間、トロント響副指揮者、アメリカ響音楽監督、バンクーバー響音楽監督(現在桂冠指揮者)、シラキュース響音楽監督、大阪フィル首席、札幌響首席、広島響音楽監督・常任、九州響首席などを歴任。サンフランシスコ響、クリーヴランド管、ロサンゼルス・フィル、フィラデルフィア管、ニューヨーク・フィル、ボストン響、シカゴ響、ロイヤル・フィル、NDR北ドイツ放送響、ケルン放送響、ベルリン放送響、スイス・ロマンド管、チューリッヒ・トーンハレ管などに客演している。
これまでに第6回サントリー音楽賞(1975年)、芸術選奨文部大臣賞(1995年)、大阪府民劇場賞(1989年)、大阪芸術賞(1991年)、第36回川崎市文化賞(2007年)、広島市民賞(2008年)をはじめ、東京響とともに毎日芸術賞(1994年)、第8回京都音楽賞大賞(1993年)、モービル音楽賞(1996年)、第29回サントリー音楽賞(1997年)を受賞。2001年11月に紫綬褒章、2011年6月には旭日小綬章を受章。2014年度文化功労者に選出。同年中国文化賞(広島)、徳島県表彰特別功労賞を受賞、2015年渡邉暁雄音楽基金特別賞を受賞。
2014年指揮者生活50年には、回想録「ところで、きょう指揮したのは?」 (共著/アルテスパブリッシング刊)を出版。
中部フィルハーモニー交響楽団芸術監督・首席指揮者、日本センチュリー交響楽団ミュージックアドバイザー、岡山フィルハーモニック管弦楽団ミュージックアドバイザー、東京交響楽団桂冠指揮者、広島交響楽団終身名誉指揮者、九州交響楽団桂冠指揮者、オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ芸術顧問など多くの任を務めたほか、洗足学園音楽大学芸術監督・特別教授、京都市立芸術大学客員教授を歴任。2024年に指揮者生活60周年を迎えた。
2025年5月、小牧市制70周年記念式典にて、長年に亘る中部フィルハーモニー交響楽団の育成および、地域の文化芸術の振興への多大な貢献に対して、小牧市名誉市民の称号が授与された。

Norichika Iimori

首席客演指揮者

飯森 範親

飯森 範親

桐朋学園大学指揮科卒業。ベルリン、ミュンヘンで研鑚を積み、これまでにフランクフルト放送響、ケルン放送響、チェコ・フィル、モスクワ放送響などに客演。2001年、ドイツ・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団音楽総監督(GMD)に着任し、日本ツアーも成功に導いた。国内では1994年以来、東京交響楽団と密接な関係を続け、正指揮者、特別客演指揮者を歴任。2006年度芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞、2007年より山形交響楽団音楽監督に就任、芸術総監督を経て、2022年より同楽団桂冠指揮者。パシフィックフィルハーモニア東京音楽監督、日本センチュリー交響楽団首席指揮者、いずみシンフォニエッタ大阪常任指揮者、東京佼成ウインドオーケストラ首席客演指揮者、中部フィルハーモニー交響楽団首席客演指揮者。2023年4月より群馬交響楽団常任指揮者に就任予定。

Taizo Takemoto

Chubuフィルム・サウンズ・オーケストラ
指揮者

竹本 泰蔵

竹本 泰蔵

1977年に開催されたカラヤン・コンクール・ジャパンで、ベルリン・フィルを指揮、し、第2位に入賞。カラヤン氏に招かれて、ベルリンを中心に研鑚を積む。帰国後は全国の主要オーケストラに客演。クラシック・コンサートはもとより、オペラ、バレエ、ミュージカルなど第一線で活躍中。
映画音楽への造詣は深く、映画で使われたサウンドを忠実に復元したオーケストラ楽譜を自身で制作し、公演で積極的に取り上げている。生演奏と映像をシンクロさせた「ファンタジアシネマ・ライヴ」(1991年)など歴史的な公演にも名を連ねており、映画音楽のレコーディング数はすでに100曲を超えている。また、ゲーム音楽コンサート「PRESS START」の企画・構成・指揮をはじめ、「ゼルダの伝説」「星のカービィ」「劇場版機動戦士Zガンダム」など数多くのゲーム・アニメ楽曲の公演やレコーディングも行っている。現在「ゼルダの伝説オーケストラ・コンサート2024」がYouTube「Nintendo公式チャンネル」にて世界中に配信されている。