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文化庁公演のご報告(その1)

中部フィルは10月から、文化庁の「子どものための優れた舞台芸術体験事業」の一環で、東北地方・北海道の小中学校で巡回演奏会を行っています。楽団員からその模様をご報告します。

本年度も文化庁公演「子どものための優れた舞台芸術体験事業」の一つとして全国のオーケストラが日本各地の小・中学校へと派遣されました。中部フィルも昨年度に続き公演を行いました。今年は東北、北海道に10月から12月にかけて演奏しています。演奏を聴いてもらうだけでなく、歌をうたったりボディーパーカッションという体を打楽器みたいに叩いて音を出し演奏に参加してもらったりと内容も濃いものとなっています。名古屋から長時間の移動の疲れも吹っ飛ぶくらいの元気いっぱいの子どもたちに圧倒され、一生懸命に演奏を聴いてもらい、音楽をするということの原点にたたされた気分にもなります。

一日一公演なので公演が終わればあとは自由。郷土名物や観光スポットに向かうなど、その土地でしか味わうことのできないことが経験できたりするのも「演奏旅行」の醍醐味だったりします。こうして充電されたものが翌日の演奏のエネルギーとなり、一公演、一公演ずつにつながっています。