第90回定期演奏会　NAGOYAシリーズ３

グリーグ：ノルウェー舞曲　作品35
グリーグ：組曲「ペール・ギュント」第1番、第2番
シベリウス：交響曲第5番変ホ長調　作品82

ノルウェーの民族音楽を得意のピアノで数多く紹介したグリーグ。ノルウェー舞曲はピアノ連弾曲を管弦楽のために編曲した作品。同胞イプセンの戯曲に曲を付けた「ペール・ギュント」は今日でも親しまれるグリーグの代表作。シベリウスの交響曲第5番は、体調を悪くしていた時期を脱して50歳の誕生日に彼自身の指揮で成功に導いた明るい作品。

プラチナ席：5,500円
S席：4,500円
A席：3,500円
B席：2,500円
学生席（当日窓口にて販売、25歳以下、学生証提示）

公益財団法人 アフィニス文化財団

アフィニス・エンブレム　
「音楽文化の担い手としてのプロ・オーケストラが主催する、わが国ならびに各楽団が活動の重点を置いている地域にとって意義がある企画」 として選ばれました。

選考理由
東京、大阪と同様に、複数のオーケストラがしのぎを削る中京地区で、伸び盛りの勢いを感じさせるのが中部フィルハーモニー交響楽団だ。数年来取り組んできたブラームス、ベートーヴェンの両チクルスで目覚ましい成果を挙げた芸術監督・首席指揮者の秋山和慶が、今度は２年がかりでシベリウスの全交響曲と北欧の作品を集中的に取り上げる。円熟の巨匠と若き楽団が挑むこの思い切った企画が、中部フィルの存在感を一気に高めるに違いない。全国的にも要注目のシリーズだ。
岩野裕一（アフィニス文化財団　オーケストラ助成委員）