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お知らせ

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新理事長ご挨拶

 このたび中部フィルハーモニー交響楽団の理事長を務めることとなりました永合と申します。身に余る大役ではありますが、先達の努力で築き上げられたこの素晴らしい楽団を更に発展できるよう尽力したいと存じますので、何卒よろしくお願いいたします。

 中部フィルハーモニー交響楽団は2000年の発足以降、地元行政、各団体、賛助企業、個人支援会員の温かいご支援を受け、秋山和慶芸術監督をはじめ先生方のご指導の下、楽団員が研鑽を積み重ね、高い音楽性、芸術性を誇る「地域に根差したトップクラスのオーケストラ」を目指して成長してきました。地元小牧や名古屋での定期演奏会においても高い評価を戴き、加えて中部地方各地で開催する特別演奏会、小牧市内の小中学校でのコンサートや音楽教育支援活動、0さいからの家族で楽しむコンサートなど、中部圏のクラシック音楽の普及・発展に寄与してまいりました。このような地道で継続的な活動が評価され、今年度、念願の日本オーケストラ連盟の正会員への昇格が予定されています。

 一方、2020年から始まったコロナ禍による演奏会の中止や演奏活動の制限、それに続く諸物価の高騰など楽団を取り巻く環境は極めて厳しいものです。その中で引き続き財政面での健全運営を図りつつ、お客様・支援者の皆様・楽団員や関係者の皆様のご意見に耳を傾けながら、小牧市を含む中部圏になくてはならないオーケストラに発展していけるよう努力してまいりますので、是非とも継続的かつ暖かいご支援ご指導を賜りますようお願い申し上げます。

理事長 永合幹弥